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  • 執筆者の写真3B Japan

腸内細菌のスゴサをしっかり知って、健康に綺麗にハッピーな心で!!

東京医科大学名誉教授、腸管免疫の世界的権威の藤田紘一郎先生は“脳はバカ、腸は賢い”こんな題材で講演や本を書いています。現代社会が抱える様々な健康問題や病気の解決の糸口として腸管免疫の重要性を語り「生命の成り立ち、人間の機能の仕組みは1万年前となんら変わっていません。その基本に立ち返り、腸管に棲む微生物を意識した生活こそ、生命に則った健康実現にふさわしい生き方です。」とまとめています。あなたのオナカの中で生まれてから死ぬまで共に生きる腸内細菌を気遣うことは健康に生きる基本です。ここで改めて腸内細菌のスゴサ、意義をしっかり知って、自身のオナカと対話しながら不調や病気と縁の無い楽しい健康ライフを楽しみましょう。



①人間の進化・・・「腸は全ての器官の始まり」

人間の祖先である脊椎動物が生まれたのは今から約5億年前です。初期段階は脳も心臓も無い1本の腸のような管でした。進化の過程で分化、腸から心臓、脳や肺などの内臓器官が発生しました。腸は全ての始まりの器官であり、脳を構成する神経細胞は本来腸に付随する組織でしたが進化と共に独自の器官を形成し、脳にと発達したのです。脳は腸に比べると新しい器官です。一方、腸には脳に匹敵する数の神経細胞が存在し、脳の指示がなくても自身で判断を下す唯一の器官になっています。腸は第二の脳と言われますが進化の過程から考えるとむしろ腸は“第一の脳”とも言えます。


②腸は外界と体内を繫ぐ器官、免疫の最前線

腸は外界と人の内臓を繫ぐ中継地・接点です。外界から食物と共に侵入する様々な細菌やウイルスなどの危険物質を体内に入り込まないようにガードする場。免疫細胞の70%が腸管に存在する免疫の最前線です。


③腸管における様々な機能の中で、最も興味深いのが腸内細菌の働き

母体の中にいる時には無菌ですが外界に出たとたんに一挙に私達の腸内に沢山の微生物、腸内細菌が出現します。善玉菌、悪玉菌、日和見菌など含めて1000兆個、1000種類、その1つ1つはミクロの目に見えない微量の存在ですが総重量1~2キロ、人間の最大の臓器肝臓にも匹敵する腸内細菌が生まれてから死ぬまで私達と共に棲んで、驚くべき機能が備わっていることが近年次々と明らかにされています。


④人の疾患と腸内細菌は相関関係にある。

私達の病気と腸内細菌は相関関係にあることが明らかにされています。つまり、腸内環境が良ければ健康です。病気の時、腸内環境は悪化しています。善玉菌をしっかり腸内で定着させ、良い排便を心掛ければ、健康長寿、老化制御に繋がります。逆に悪玉菌が優勢で下痢や便秘、腹部膨満感などが常習化すると様々な不調、生活習慣病、老化などを促進します。

つまり、腸内環境を如何にコントロールするかは私達の健康ライフの大きな鍵です。


⑤美肌も腸内細菌次第

腸内環境が悪化して悪玉菌が増えると腸内ではインドールや

スカトールなどの有害物質が多く発生します。その有害物質

が腸壁から吸収され、血液中に流れ出し、体内を巡って、

肌荒れや吹き出物、冷え性などを引き起こします。

一方、人間はビタミンを作れませんが私達の腸内に棲む腸内善玉菌は肌の綺麗の栄養素、ビタミンCやBを生産し、私達人間に提供しています。また、シワやタルミ、老化の原因となる活性酸素を取り除く力も持っています。まさに美肌や老化も腸内細菌次第です。


⑥ハッピーホルモンは腸が作り出す!?

人がやる気を感じたり、心が安定するのを感じたりする時には脳の中では神経伝達物質の1つセロトニンが放出されています。実はこのセロトニンの前駆体物質の殆どが腸で作られています。その割合は脳で作られるセロトニンは3%、腸で作られるセロトニンは95%と言う驚くべきものです。

セロトニンは別名ハッピーホルモンと言われる物質です。幸福感を得る為には欠かせない物質の殆どが腸で作られているのです。

また、腸においてのセロトニンのもう一つの働きは腸に入った食物を移動させるぜん動運動を促すことで、消化吸収をスムーズにしています。お腹の調子が良いと、心も穏やかになり、気持ち安定します。それは、腸がきちんとセロトニンの前駆体物質を分泌しているからです。


⑦腸とアレルギー発生のメカニズム

体内にはTh1とTh2と言う免疫細胞があり、Th1はウイルスや細菌、Th2は花粉やダニなどから身体を守っています。Th1とTh2が程よいバランスで存在すれば良いのですが、花粉やダニに触れてTh2が急増するとアレルギーが発症。乳酸菌がしっかり腸に存在するとTh1が活性化して急増したTh2と程良いバランスが実現します。強い抗菌はTh1の出番を少なくしています。これもTh1とTh2が程よいバランスを崩す原因になりかねません。抗菌グッズも程々に。程よいバランスが大切です。


⑧赤ちゃんの腸内細菌はママからの贈り物

お腹の中にいる胎児は無菌状態です。出産時にママの産道を通り、肛門付近に接触することで腸内細菌に感染します。その為、研究者の間では“腸内細菌はママからの贈り物”と言われています。将来を考えると出産前の女性は元気な健康な赤ちゃんを産むためにも腸内環境を整えておくことが大切です。


⑨腸内細菌のバランスは遺伝・食生活・ストレス・医薬服用・年齢で変わる。

腸内細菌のバランスは遺伝・食生活・ストレス・医薬服用・年齢で変わります。ストレスを回避し、オナカの善玉菌を増やす食生活を心掛けて、医薬服用の常用もなるべく避けることが大切です。


⑩40歳を境目に変わる腸内環境をしっかり認識することがその後の人生を健康にする

1988年から乳酸菌を通した人の健康に関わって来た者として、まさに40歳はその後の健康ライフのターニングポイントと感じています。

人の生命のメカニズムはそう変わるものではありません。人が命を与えられた第一の目的は“人と言う種を絶やさない。”種の保存です。人間が一人前になる為には時間が掛かり、子が種の保存者として自立するのは20歳前後です。20前後で子を作り、その確かな成長を確認し役割が終わるのが40歳になった頃です。種の保存の役割の為に自然の摂理の中でオナカの環境は守られて、結果それなりの健康が維持出来ていましたが、役目を終える40歳を境に善玉菌の減少、悪玉菌増加に腸内環境はシフトされます。

人生100歳時代と言われる今、その長き人生を真の健康に生きる為に自然の摂理に対抗する腸内細菌を思いやる食生活、ストレスの回避、医薬服用を慎重に考えるべきと考えます。

様々な不調が現れる40代は腸内細菌を思いやる大切な年齢です。


⑪腸内環境の良し悪しを知る方法

便は身体(腸内環境)の便り、バロメーターです。どんな便がどれくらい出ればOKか!!

色:明るい茶色から黄色で、ニオイが無く、いきまずスルと出る便が理想です。

量:1日にバナナ2~3本分。便の量は食べた物の量より種類に左右されます。

良い便を作る決め手:繊維質が多い程便の材料が簡単に作られます。肉や卵などに含まれるタンパク質や脂質はほぼ全て腸内で吸収されて便の材料にはなりません。


腸の綺麗を実現し、素晴らしい便を出し、元気に綺麗にハッピーに過ごしましょう!!

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